秋の味覚の一つである栗。
美味しいのだけれど、自分で栗を茹でるのは難しそうで躊躇いませんか?
栗の簡単な茹で方や圧力鍋や炊飯器を使った茹で方を紹介します。
栗の茹で方で簡単なのは?
栗って甘栗や栗ご飯などで食べたことはあっても、自分で茹でたことはないという方も多いのではないでしょうか。
私も初めて生の栗をいただいたときには、どうしたらよいのかわからず途方にくれました。
そこで、簡単な栗の茹で方を紹介します。
【栗の茹で方】
①良く洗った栗を半日から一日程度水にひたしておく
水はひたひたになるくらい入れましょう。こうすることで栗の中に虫がいた場合に虫を追い出すことができますし、茹でた後の皮むきが楽になります。
②鍋に栗がひたるくらいのたっぷりの水を入れる
③水1Lに対して多さじ二分の一程度の塩を入れる
④中火で沸騰させたら、弱火にして40~50分くらい煮る
栗が踊らないように必ず弱火で煮ましょう。弱火で煮ている間に途中で2~3回混ぜます。
⑤茹であがったら、火を止めてお湯の中でそのまま冷ます
鍋を手に入れられるくらいまでお湯が冷めるのを待ちます。お湯が冷めるまで栗を鍋に入れたままにしておき粗熱を取ることで、えぐみがとれてあく抜きになり、パサパサ間のないしっとりとした仕上がりになります。
栗の茹で方で圧力鍋を使う方法
圧力鍋がある場合には、もっと簡単に栗を茹でることができます。
鍋で茹でるよりも圧力鍋を使った方が皮むきが楽なので、皮をむいて食べたい場合にはお勧めの方法です。
【圧力鍋での栗の茹で方】
①栗を半日程度水に浸してから、栗のとがった方に十字に切り込みを1cm程度入れる
切込みを入れるのは後で皮をむきやすくするためです。
②圧力鍋に栗を入れて、かぶるくらいの水を入れる
③蓋をして圧力鍋をセットし、火にかけて圧力が上がってから7~10分くらい加熱する
④火を止め、自然に減圧して圧力が完全に下がってから蓋を開ける
栗を取り出すと切込みを入れた部分がぱっくりと割れています。圧力を加えることで渋皮と実の間にも隙間ができていますから、渋皮まできれいに剥くことができます。
※圧力鍋の種類によって加圧時間が違いますので、お手持ちの圧力鍋に合わせて時間は調整してください。
栗の切込みの入れ方や剥き方はこちらの動画が参考になります。
栗の茹で方で炊飯器を使う方法
最近では炊飯器を使ってケーキなどを作ったりするレシピをあちこちでみかけますが、栗を茹でるのにも炊飯器が役立ちます。
【炊飯器での茹で方】
①きれいに洗って半日から1日程度水に浸しておいた栗を炊飯器に入れる
②栗全体がかぶるくらい水を入れる
③ご飯を炊く時のようにスイッチを入れる
④炊き上がってスイッチが切れたらザルにあげて水気を切る
※炊飯器によってはご飯を炊くときのように炊き上がりを認識できない場合がありますので、その際は40分くらい経ったら手動でスイッチを切って取り出してください。
皮をむいて食べる場合には、温かいうちの方が鬼皮も柔らかくて剥きやすいです。
鍋や圧力鍋と違い、そばで見ていなくても良いので、この方法が一番楽かもしれませんね。
まとめ
生栗の簡単な茹で方を紹介しました。ご自宅にあるものや自分でやりやすそうな方法で美味しく食べてくださいね。
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