日本三大だるま市の一つである、東京調布市の深大寺のだるま市が今年も開催されます。
2016年の深大寺だるま市の開催日程とだるまの開眼時間、アクセス方法や駐車場の有無、だるま市で売られているだるまの値段はいくらくらいなのかについてまとめました。
Contents
深大寺だるま市2016の開催日程とだるまの開眼時間
深大寺のだるま市は正式には「厄除元三大師大祭」といい、江戸時代から続く歴史と伝統のある行事です。
東京の春の風物詩として親しまれており、毎年10万人以上の人が朝から元三大師様の御利益を求めて訪れます。
寺の境内には縁起だるま店を中心とした露店が300余り並び、境内を埋め尽くすほどだるま店が軒を連ねる様子は、まるで境内が真っ赤に染まるようです。
開催日程とだるまの開眼時間
深大寺のだるま市は毎年3月3日と4日に行われています。
日程:2016年3月3日(木)、4日(金)
開催時間:9:00~19:00(だるまの開眼は17時頃まで)
場所:深大寺(東京都調布市深大寺元町5-15-1)
お問い合わせ:042-486-5511
深大寺のだるま市では購入しただるまに深大寺の僧侶が直々に目入れ(開眼)をしていただけます。
深大寺のだるまの目入れは独特で、だるまの左目に梵字の「阿」の字を書き入れます。一年後に願いが叶った際には、だるまの右目に梵字の「吽」の字を入れて、感謝の気持ちを込めてお寺にだるまを納めます。
「阿吽の呼吸」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その語源はここから来ているのだそうですよ。
開眼時間:9:00~17:00頃まで
場所:元三大師堂前の特設だるま開眼所
※だるまの開眼の終了時間はだるま市の終了時間よりも早いので、だるまの目入れをしてもらいたい方は時間に気を付けてください。
また、だるまの開眼の他にも護摩祈願もしてもらえます。
護摩祈願の時間は10時~、11時~、12時~、13時~、15時15分~、16時~となっています。
各時間帯ともお申し込みは祈祷が始まる15分前までに済ませてください。
14時~15時15分までは百味供養、お練り行事、大護摩供奉修が行わるため、関係者以外は入堂できませんのでご注意ください。(護摩札の申し込みはできます。)
【深大寺だるま市の見どころ】
深大寺だるま市の見どころは、両日とも14時から行われる「お練り行列」です。
雅楽衆を先頭に、木遣り衆や裃に統一した講中、袍裳金襴七条袈裟に身を包んだ高僧が境内を進む様子はまるで平安絵巻のようで、大祭中最大の見せ場となっています。
深大寺だるま市2016のアクセス方法と駐車場
だるま市が行われる深大寺は東京都調布市深大寺元町5-15-1にあります。
◆電車の場合
・京王線「調布駅」下車、「深大寺行き」バスで終点「深大寺」下車、徒歩1分
・京王線「つつじヶ丘駅」下車、「深大寺行き」バスで終点「深大寺」下車、徒歩1分
・JR中央線・総武線「吉祥寺駅」下車、「深大寺行き」バスで「深大寺」下車、徒歩3分
・JR中央線・総武線「三鷹駅」下車、「深大寺行き」バスで終点「深大寺」下車、徒歩8分
電車、バスでのアクセス方法について詳細はこちらを参考にしてください。→深大寺への交通アクセス
◆車の場合
・中央自動車道「調布IC」→国道20号を新宿方面に直進(約0.5km)
→「下石原交番前」交差点を左折→武蔵境通りを直進(約1.3km)→「深大寺入口」交差点を右折して0.5km程で、深大寺参道入り口に到着
・国道20号「下布田」交差点を右折→三鷹通りを直進(1.3km)→「深大寺小前」を左折して0.5km程で、深大寺参道入り口に到着
※だるま市の開催期間中は交通規制が行われ、両日とも深大寺通りが10:00~16:00の間一方通行になります。三鷹通りからの進入もできなくなりますので、車で行かれる場合はご注意下さい。
【駐車場】
深大寺境内の駐車場は法事又は車両祈願の方しか利用できませんので、だるま市に行かれる場合は周辺の有料駐車場を利用することになります。
少し歩きますが、神代植物公園の駐車場が比較的広くて台数が停められます。
◆神代植物公園駐車場(調布市深大寺北町1-4)
・駐車台数
第一駐車場…228台
第二駐車場…100台
・営業時間…24時間営業
・利用料金…1時間まで300円、以後30分毎に100円
・お問い合わせ…0424-88-3234
深大寺だるま市の開催中は周辺道路も混雑しますし、周辺の駐車場も早い時間帯に満車になることが予想されます。
できるだけ公共交通機関を利用することをお勧めします。
深大寺だるま市のだるまの値段はいくらくらい?
初めてだるま市に行かれる場合だと、だるまの値段が気になりますよね。
だるまは小さい安いものだと数百円から、大きくて高いものだと一万円を超えるものまで幅広い値段の物が売られています。
最近の売れ筋は1000円~3000円くらいの中小サイズのものだそうです。
だるまを見ていると、お店の人が「勉強するよ~」と声をかけてくることがよくあります。
だるま市では値切り交渉をするのが前提なので、値段を少々高めに設定してあるそうなんです。
同じ大きさのだるまでもお店によって値段が違うこともありますから、多くのお店を見て回ってから値切り交渉をしましょう。
値切り交渉は苦手という方は、無理に値切り交渉をしなくても、少しでも安いお店をみつけて購入すれば良いと思いますよ。
まとめ
だるま市の見どころは午後2時から行われる「お練り行列」なので、午後からは大変混雑します。特に初日である3日の午後は一番混雑しますので、混雑を避けたい場合はこの時間帯を外すようにすると良いですよ。
だるまを買うことだけが目的なら、午前中の早い時間帯に行くのがお勧めです。
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