浅草にある浅草寺で毎年行われるほおずき市は、多くの人が訪れる夏の風物詩です。
浅草ほおずき市の日程や時間、屋台や楽しみ方、雨が降った場合はどうなるのかについてご紹介します。
浅草ほおずき市2016の日程と開催時間
浅草寺のほおずき市は毎年7月9日と7月10日に行われます。
日にちが毎年同じなのには理由があります。
元々は7月10日が「四万六千日」と呼ばれていて、この日に参拝するとそのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するといわれており、縁日が開かれていました。
それが、10日になるのを待って一番乗りで参拝したいという思いから、前日の9日から人出が出るようになり、7月9日・10日の両日が四万六千日のご縁日と受け止められるようになりました。
ほおずき市はこの「四万六千日」の縁日にちなんで開かれているため、平日・休日に関わらず毎年同じ日にちに行われているんです。
2016年の開催日は7月9日(土)、7月10日(日)の2日間となります。
今年は運よく土日と重なりましたので、平日はお仕事で行けないという方も行くチャンスですよ。
日程:2016年7月9日(土)、7月10日(日)
開催時間:8:00~21:00頃
場所:浅草寺(東京都台東区浅草2-3-1)
ほおずき市の開催時間は朝8時頃~夜9時頃までです。
お店によって開いている時間が異なり、午後9時を過ぎても開いているお店もありますし、売り切れてしまうと早く店じまいしてしまうお店もあります。
最終日の10日になると、売り切れて店じまいしてしまうお店もありますので、ご注意ください。
また、ほおずき市は21時頃まで開催していますが、浅草寺の本堂は20時までしか開いておりません。
お参りもしたいのであれば、夜行かれる場合は時間に気を付けてください。
ほおずき市は人も多く、見て回るのに時間がかかりますので、先に本堂でお参りをしてからほおずき市を見て回った方が良いと思います。
浅草ほおずき市2016の屋台や楽しみ方
ほおずき市では、ほおずき以外にも食べものの屋台もたくさん出ています。
300店近い屋台が出ていて、お子さん向けの屋台もありますので、子供から大人まで楽しめますよ。
ただ、今年は土日に重なることもあり、かなりの混雑が予想されます。
お子さんを連れて行かれる場合には、迷子にならないようにご注意ください。
トイレなどもすませてから行かれた方が安心ですね。
◆ほおずき市の楽しみ方◆
ほおずき市の一番の楽しみはやはり「ほおずき」です。
ほおずきは
・鉢植えは2,500円前後
・枝ほおずきは1,000円前後
で購入できます。
鉢植えは江戸風鈴とセットになっており、涼やかな音色も楽しめます。
枝に鈴なりのほおずきを結びつけた枝ほおずきは厄除けとして家に飾るものです。
他にも、竹ひごにほおずきがついているひごほおずき(50円程度)や、ほおずきの実を袋詰めにしたもの(500円程度)なども売っています。
ひと口にほおずきといっても、ほおずきにもレベルがあり、見比べると大きさなどが違っています。
じっくりと見比べて気に入った物を買うと良いですよ。
鉢植えのほおずきは重くてもって帰るのが大変な場合は、配達料がかかりますが自宅への配達も頼めます。
ちゃんとほおずき市専用の箱に入れて自宅まで届けてもらえますので、重い鉢植えを抱えて帰らなくても身軽に帰ることができます。
ほおずき市では値切り交渉も可能です。値切り交渉をするのなら最終日の夜8時以降がねらい目ですが、交渉はあくまでも楽しく行える範囲内でしましょう。
必要以上に値下げを交渉するのはマナー違反です。
値切り交渉をしなくても、最終日の夜になると売り切るために安く売られていることがありますので、そういったお店を探すのも良いでしょう。
浅草ほおずき市2016は雨天だとどうなる?
浅草ほおずき市は、雨天でも開催されます。
傘をさして歩ける程度の雨なら開催されますので、雨でも大丈夫です。
荒天の場合は中止になり、通り雨などの一時的な土砂降りの場合には一時休止となることもあります。
せっかくのほおずき市ですから、雨が降らないことを願いたいですね。
まとめ
ほおずきを買わなくても、風鈴の音色とお店の人の威勢のいい掛け声を聞いていると、夏の訪れを感じることができます。
まだ行かれたことのない方は、是非一度江戸時代から続く夏の風物詩を楽しんでみてください。
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