神奈川県平塚で行われる平塚七夕まつりは毎年多くの人で賑わうイベントです。
関東三大七夕まつりの一つでもある平塚七夕まつりはいつから行われるようになったのでしょうか。
その歴史や七夕まつりの見どころ、雨の場合はどうなるかなどをお知らせします。
平塚七夕まつりの歴史は?
平塚七夕まつり(湘南ひらつか七夕まつり)は戦後商業振興策として始まりました。
第二次世界大戦中、海軍火薬廠があったことから平塚は昭和20年7月に大空襲があり、壊滅的打撃を受けて中心市街地の約70%が焼け野原と化してしまいました。
しかし、戦後の復興は早く、昭和25年7月『復興まつり』が開催され、翌年には仙台の七夕まつりを範として第一回七夕まつりが開催されました。
これが平塚七夕まつりの始まりです。
第43回目となった1993年からは名称を現在が「湘南ひらつか七夕まつり」となり、毎年多くの人で賑わう一大イベントとなっています。
まつりの開催期間は当初は5日間でしたが、平塚駅周辺の都市整備により、2005年より開催期間が5日から4日に縮小され、2011年以降は東日本大震災の影響等による安全対策優先のため開催期間が3日間に縮小されています。
平塚七夕まつりの見どころはなに?
平塚七夕まつりの見どころは、なんといっても豪華な七夕飾りです。
市内全域に約3000本、商店街には約500本の七夕飾りが飾られ、行かう人々の目を楽しませてくれます。
メイン会場となる湘南スターモールには10メートルにもなる大型の七夕飾りが飾られますので、それもまた一見の価値ありです。
七夕飾りにはLEDが付けられている物もありますので、夜は電飾が輝いて幻想的な趣があり、昼間とは違った楽しみが味わえます。
どちらかというと昼間よりも夜の方が混雑しますので、家族で行かれる場合はお子さんが迷子にならないように注意が必要です。
また、開会式のイベントや、メインストリートで行われるパレードも見どころとなっています。
商店街には屋台がたくさん並びますので、屋台を食べ歩くのもまた楽しみの一つですね。
平塚七夕まつりは雨だとどうなる?
平塚七夕まつりは雨天決行ですので、雨でも行われます。
季節的に雨が降ることが多く、祭りの開催期間中ずっと雨だったなんて年もあるくらいです。
会場は商店街ですから駅からも近く、雨でも人で賑わいます。
土砂降りでもない限りは、雨だからと言って空いているということはないです。
商店街は狭いので混雑すると人でぎゅうぎゅうになり、蒸し暑くなるくらいです。
ただ、パレードやイベントなどは雨が降った場合は中止になることがありますので、その点はご注意下さい。
まとめ
平塚七夕まつりは夜のライトアップも綺麗なので、日中はもちろん、夜も人で賑わいます。屋台も多く出ますので、友達や家族、カップルで楽しめますよ。
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