東京都千代田区赤坂にある日枝神社で行われる山王祭(さんのうまつり)は、京都の祇園祭・大阪の天神祭と共に日本三大祭りの一つとされる歴史あるお祭りです。
今年は隔年で行われる神幸祭が開催される他、稚児行列や神楽囃子、歌と踊りの納涼大会などが行われます。
今回は2018年(平成30年)の日枝神社山王祭の日程や見どころ、御朱印や屋台情報についてご紹介します。
日枝神社の山王祭2018の日程と見どころ
日程:平成30年6月7日(木)~6月17日(金)
場所:日枝神社本社(東京都千代田区永田町2-10-5)
アクセス:地下鉄千代田線「赤坂駅」出口2より徒歩3分
地下鉄南北線・銀座線「溜池山王駅」出口7より徒歩3分
11日にわたる祭りの期間中は、様々な行事が行われます。
山王祭の見どころ
◆神幸祭(平成30年6月8日)
2年に1度行われる神幸祭では、300mもの祭礼行列が皇居前や銀座、丸の内などの東京都心を練り歩きます。
7:30に日枝神社を出発した一行は国立劇場、皇居前、日本橋や銀座などを通り、16:45に日枝神社へと戻ります。
御鳳輦二基・宮神輿一基・山車五基が王朝装束をまとって神主や巫女、氏子たちと共に巡る姿はまるで王朝絵巻のよう。
東京のオフィス街を500名にものぼる祭礼行列が練り歩く姿を見ていると、タイムスリップをしたような気持ちを味わえます。
◆稚児行列(平成30年6月9日)
子供たちの健やかな成長を願って行われる行事です。
可愛らしい稚児装束に身を包んだお子さんたちが、茅の輪くぐりのお練りに参加し、お祓いを受けて神様のお恵みをいただきます。
稚児行列は13:00、14:00、15:00の計3回行われます。
稚児行列は3歳から7歳のお子さんが参加することができます。
初穂料として1人10,000円かかりますが、稚児装束は貸してもらえますし、記念写真やおみやげももらえますので、参加してみてはいかがでしょうか。
◆納涼大会(平成30年6月13日~15日)
6月13日(水)~15日(金)の午後6時半~は納涼大会(盆踊り)が日枝神社の境内で行われます。
普段は境内のあちこちに提灯が掲げられ、普段は静かな境内が太鼓の音や歌(八木節や東京音頭、白浜音頭、千代田踊り、炭坑節など)に包まれます。
夜店も出ますので、多くの人で賑わいます。
日枝神社の山王祭の屋台
日枝神社の山王祭では屋台も出ます。
ただ、祭りの期間中ずっと出ているわけではありませんので、日程に注意してください。
屋台が出るのは納涼大会が行われる6月13日~15日の3日間です。
早くから開いているお店もありますが、納涼大会が始まる18:30に合わせて開店するお店が多いです。
屋台が出る場所は日枝神社の境内です。
納涼大会が開催されるのは山王稲荷のある稲荷参道に近い境内ですので、屋台もそちらに出ます。
日枝神社の山王祭の御朱印
日枝神社の御朱印は社務所でいただくことができます。
社務所は神門をくぐって左側にあります。「御朱印」という看板が出ていますので、恐らく迷うことはないと思います。
参拝は早朝からできますが、御朱印をいただける時間は、朝の9時から17時まです。
御朱印の初穂料は500円。
御朱印をいただくと日枝神社オリジナルのストラップとしおりを授与されます。
日枝神社の御朱印帳は5種類あり、それぞれ初穂料が1,000円です。
山王祭の期間中は参拝者が多いため、御朱印をもらうのにもかなり並ぶことがあります。
並んでいる間に目当ての神事を見損ねないように気を付けましょう。
まとめ
日枝神社の山王祭は江戸時代から続く伝統あるお祭りです。
今年は神幸祭が開催されますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
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