くしゃみや鼻水が出ていたり、目を痒そうにしていたりして、もしかしたらうちの子は花粉症かも…
子供の花粉症が疑わしいときには何科を受診すればよいのか、検査や治療はどういったものがあるのかについてまとめました。
子供の花粉症は何科を受診すれば良いの?
なんだか近ごろ子供の鼻水が出ているし、目も痒そうによくこすっているけど、もしかしたら花粉症かも…
でも、子供の場合は花粉症って何科を受診すれば良いの?
そんな風にお困りではありませんか?
花粉症というと大人の病気と思われがちですが、最近は子供の花粉症も増えています。
花粉症と風邪は症状が似ているので区別がしにくいのですが、以下のような症状が出ていたら花粉症の疑いがあります。
【花粉症のサイン】
・水のような鼻水が出る
・目を痒がる
・鼻が詰まって息がしにくい(夜眠るのも辛い)
・くしゃみを頻繁にする
・鼻を痒がったりこすったりする
花粉症の鼻水は風邪の際に出るような黄色っぽいどろっとした鼻水ではなく、透明でサラサラとした水のような鼻水です。
症状の程度は個人差がありますが、水のような鼻水と目の痒みがあったら病院に行った方が良いでしょう。
花粉症かなと思ったら
・小児科
・アレルギー科
・耳鼻科
のどれかを受診しましょう。
かかりつけの病院があれば、そこでまず相談してみると良いと思います。
うちの場合は、最初はかかりつけの小児科で検査をしてもらい薬を処方してもらっていましたが、アレルギー鼻炎が酷いので耳鼻科の方が良いだろうとお医者さんに言われ、今は耳鼻科で薬をもらっています。
アトピーなどがあって皮膚の症状も出るような場合には、耳鼻科よりも小児科の方が皮膚の薬も合わせて出してもらえますので、お子さんの症状で決めると良いですよ。
子供の花粉症の検査は何をするの?
子供に行う花粉症の検査には、
・血液検査
・鼻汁中好酸球検査
・皮膚テスト
などがあります。
◆血液検査
アレルギーの原因となるアレルゲンに対する血液中のIgE抗体量を調べる検査です。少量の採血で数種類のアレルゲンを同時に調べることができます。体への負担が少ない検査法で、多くの病院で行われています。
◆鼻汁中好酸球検査
鼻水の中の好酸球が増加しているかどうかを調べる検査です。好酸球は白血球の一種で、体にアレルギー反応が出ると増加するものです。
◆皮膚テスト
皮膚にアレルゲンを注射したり(皮内テスト)、皮膚の上に垂らしてから針で少し傷つけたり(プリックテスト)、絆創膏に塗って皮膚に貼り付けたり(パッチテスト)して行う検査です。
うちの子が初めてアレルギーの検査をしのは1歳のときでしたが、血液検査を行いました。
まだ小さくて腕からの採血は難しかったので、耳から採血していました。かなり少量の血液でも検査ができるのだなと思ったものです。
私が耳鼻科で行ったのは皮膚テストのうちのプリックテストでしたが、腕に垂らしてから反応が出るまで20分くらいじっとしていなりませんでした。
幼稚園のお友達には4歳くらいでこの皮膚テストをされたという子もいましたが、まだ小さいので20分もじっと腕を動かさずにいるのがとても大変だったそうです。
小さなお子さんに検査を受けさせるのは可哀相だと思われるかもしれませんが、アレルギーの原因がわかっていれば日常生活で気を付けることもできますし、検査をしたら意外なアレルギーが見つかったりもしますので、疑わしい場合は一度お医者さんに相談した方が良いと思います。
子供の花粉症の治療にはどういうものがある?
子供の花粉症の治療としては、
・飲み薬
・点鼻薬
・点眼薬
があります。
子供に薬を飲ませるのは抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、花粉症の症状は大人でも辛いものです。
花粉が飛散する数か月の間を辛いままで過ごさせるよりは、薬で症状を軽くしてあげた方が本人も楽なのではないでしょうか。
うちは抗アレルギー剤の飲み薬の他に、症状の酷い時は点鼻薬を使い、目の痒みがあるときには目薬を使っています。
外に出るときはゴーグルやマスクを付けていて欲しいのですが、子供だとなかなか難しいので、やはり薬に頼らずにはいられません。
薬を飲んだりすると本人も楽になるようで、目薬なども嫌がらずにつけていますよ。
小さいうちは点鼻薬や目薬は嫌がって大変かもしれませんが、鼻詰まりが酷いと夜もぐっすり眠れませんし、子供の場合、目が痒いとこすりすぎて目の周りが赤く腫れてしまうこともあります。
症状に応じた治療が大切だなと思います。
まとめ
花粉症は放っておくと症状が酷くなってしまうので、早めにお医者さんに相談してその子にあった治療をしてあげましょう。
コメント