風邪などをひくとすぐに出てくる鼻水。
でも、小さな子供は一人ではなかなか鼻がかめません。
子供が自分で鼻をかむことができるようになるのはいつからなのか、教え方や自分ではかめない場合の対処法などについてまとめました。
子供が鼻をかむことができるようになるのはいつから?
風邪をひいたりすると子供はすぐに鼻水が出てきて、ダラダラと垂れてきたり、息をするのも苦しそうにしていたり。
鼻水で苦しそうにしている我が子を見るのは、親としてもとても辛いものですよね。
耳鼻科に行けば鼻水を吸い取ってもらえますが、それだって一時的なもので、家に帰りつくころにはもう滝のように鼻水が垂れているなんてこともよくあります。
自分で鼻をかむのが一番なのでしょうけど、まだ上手にかめなくてお困りではありませんか?
うちの子も、アレルギーがあるせいで年中鼻水が出ていましたが、教えてもなかなか上手にかめなくて随分悩まされたものでした。
耳鼻科では「鼻のかみ方を教えるように」と何度も言われましたが、教えても教えてもなかなか上手くできないんですよね。
幾つくらいから子供が自分で鼻をかめるようになるかについては個人差がありますが、うちの子の場合だとちゃんと鼻をかめるようになったのは幼稚園の年中くらい、6歳くらいからでした。
3歳くらいからちょっとずつかめるようになりましたが、それまでは、かんでも入口のあたりにある鼻水がちょこっと出る程度で、鼻の奥にある鼻水までは出せなかったんですよね。
早いお子さんだと1~2歳くらいでもう自力で鼻をかむことができる子もいるようですから、ちょっと遅い方なのかもしれません。
ただ、3歳を過ぎても上手にかめない子はたくさんいますし、無理に強くかんで耳を傷めてしまっても困りますから、焦らずゆっくりと教えてあげてください。
子供が鼻をかむようになるための教え方
鼻をかむのって子供にとっては大人が思うよりも難しいもの。
「チーンするんだよ」と教えると口で「チーン」と言ってしまったり、息を「フーン」と出してごらんと言っても、口で「フーン」と出したり、逆に息を吸い込んでしまったりしませんか?
鼻のかみ方を教えるときは、まずは鼻から息を出すことを教えてあげましょう。
①ティッシュを顔の前に持っていき、最初は口で息を吹きかけてひらひらさせる
②次は口を閉じさせて鼻息でティッシュをひらひらさせる
◆練習その2
①テーブルの上に小さくちぎったティッシュを置く
②大きく息を吸ってから口を閉じ、片方の鼻を抑え、抑えていない方の鼻息でティッシュを飛ばす
◆練習その3
①片方の鼻にティッシュを丸めて詰める
②ティッシュを詰めていない方の鼻を抑え、詰めたティッシュを「フッ」と飛ばす
どのやり方でも鼻から息を出す練習になりますので、遊びながら教えると楽しく練習ができますよ。
鼻から息を出すコツがつかめれば、段々上手に鼻がかめるようになります。
すぐにできるようにならなくても、何度もやっているうちにコツを覚えてきますので、怒らずゆっくり教えてあげてください。
【鼻をかむときのポイント】
・口から息を吸う
・片方ずつ鼻をかむ
・ゆっくり少しずつ鼻をかむ
・強くかみすぎないようにする
力任せにかんだり両方同時に鼻をかんだりすると、耳が痛くなったり鼻血が出たりしてしまうので、気を付けてあげてください。
鼻が詰まっていてかめないときは、温かいタオルを鼻の付け根に5分くらいあててあげると鼻の通りが良くなってかみやすくなることがあります。
お風呂上がりは鼻水が良く出やすいので、お風呂上がりに鼻をかんでみるのもおすすめです。
子供が自分で鼻をかめない場合はどうする?
練習してすぐにコツがつかめればいいのですが、うちの子のように何年もかかる場合もあります。
かといって、鼻をかめるようになるまで放って置くわけにもいきませんので、自分でできない間は鼻水吸引機などを活用すると良いと思います。
鼻水吸い取り器にもいろいろあって、「ママ鼻水とって」のようにママが口で吸い出すタイプの吸引機もありますが、私が使ってみて便利だったのは電動鼻水吸引機でした。
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↑私が愛用していたのはこちらの「メルシーポット」です。
粘り気のある黄色い鼻水やどろっとした鼻水は口でママが吸うタイプの鼻水吸引機だとなかなか取れないのですが、メルシーポットだと鼻の奥にある鼻水まで吸い取れたんです。
これでもかというくらいに次から次へと鼻水が出てきたので、こんなに詰まっていたのかと驚くほどでした。
口で吸う吸引機と違って風邪がうつる心配もなく、使い終わってからも水洗いするだけで良いので、自分で鼻がかめるようになるまでは随分お世話になりました。
うちの場合はアレルギー鼻炎があるせいで年中鼻水を垂らしていましたので、余計です。
鼻水が溜まったままだと中耳炎や副鼻腔炎になりやすくなりますので、自分で鼻をかめるようになるまでは、できるだけ出してあげるようにしてください。
鼻水吸引機を使う場合でも、お風呂上がりだと鼻水が吸い取りやすいのでお勧めです。
まとめ
小さな子が鼻をかめるようになるのにはちょっと時間がかかりますので、気長に練習しましょう。
鼻を何度もかんでいると鼻の下の肌が荒れてカサカサになったり、ヒリヒリと痛くなってしまうことがあります。
なるべく柔らかいティッシュペーパーを使ったり、カサカサになったら軟膏や保湿剤を塗るなどして、鼻の下が痛くならないようにしてあげてください。
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