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ノロウイルスに妊婦が感染した場合の症状と治療は?

病気・虫刺され

毎年冬場に流行する病気の一つにノロウイルス胃腸炎があります。

妊娠中にノロウイルスに感染した場合に出る症状や、治療法、胎児への影響があるのかなどについてまとめました。

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ノロウイルスに妊婦が感染した場合の症状

ノロウイルスは胃腸炎を起こすウイルスで、1年間を通じて発生しますが、特に冬場の11月から2月頃に多く流行します。

感染する主な原因としては、

・あさりや牡蠣などを十分に加熱しなで食べる
・ノロウイルス感染者の嘔吐物や排泄物から排出されたウイルスが人の手などを介して感染する
・感染者が調理した物を食べることにより感染する
・飛沫感染や狭い空間での空気感染(乾燥した嘔吐物などが塵のように舞って口から入り感染する)

などがあげられます。

ノロウイルスは非常に感染力が強いウイルスですので、学校や幼稚園、保育園などで集団感染が起こります。

上のお子さんがいる場合には、お子さんが学校や幼稚園、保育園などで感染し、それがお母さんにもうつることがよくあります。

実際、我が家でも子供がノロウイルスに感染した際に私と主人にもうつり、大変な目に逢いました。

家族の中で感染者が出た場合には、手洗いやうがいをしっかりし、嘔吐物や排泄物は直接手で触らないようにし、換気を良くして家庭内で感染が広がらないように努めましょう。

感染した場合には、1日から2日の潜伏期間を経て、以下のような症状が出ます。

ノロウイルスの症状

・吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛
・発熱

人によっては感染しても症状が出なかったり、軽くすむ場合もあります。

妊娠中だと胎児への影響が心配ですが、ノロウイルスは胎児に直接の影響はないと言われています

ただ、下痢により支給収縮が起こり流産や早産を引き起こしやすくなることもありますので、おかしいなと思ったら早めに産科を受診することをお勧めします。

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ノロウイルスに妊婦が感染した場合の治療は?

ノロウイルスには特効薬はありませんので、症状に応じた対症療法を取ることになります。

吐き気を抑える薬や、胃腸を整える薬などの飲み薬、脱水症状に伴う点滴などで症状を緩和するようになります。

だからといって、市販の下痢止めや整腸剤を自己判断で飲むのはやめましょう。

市販の薬の中には妊娠中には避けたい成分や、妊婦への影響が確認できていない成分が含まれている場合もあるからです。

ノロウイルスかなと思われる症状が見られたら産科を受診し、薬を処方してもらうようにしてください。

また、ノロウイルスは嘔吐や下痢を伴うため、脱水症状を起こしやすくなります。

母体が脱水症状になるとお腹の赤ちゃんへの血流量が減り、赤ちゃんが辛くなることもあります。

ノロウイルス自体は赤ちゃんへの直接的な影響はないと思われますが、脱水症状による母体や赤ちゃんへの影響は心配ですこまめに水分を補給して、脱水症状を防ぎましょう。

水分を補給する際にはイオン飲料や経口補水液、常温の湯冷ましなどが良いです。

水を飲むだけでも吐いてしまうような場合には、一度にたくさん飲もうとしないで少しずつちびちび飲んで、胃腸を刺激しないようにすると楽ですよ。

食事は吐き気や嘔吐が酷い場合には無理に食べなくて大丈夫。食事をする場合には少量ずつ食べるようにし、冷たいものや刺激のあるものは避けましょう。

まったく食事ができないときにはキャンディーや氷砂糖を舐めるのもお勧めです。口の中がさっぱりしますし、糖分が摂れます。

ノロウイルスの症状は大抵は1日~2日程度で治まりますので、症状が出ている間は無理をせず体を休めてあげてください。

まとめ

妊娠中にノロウイルスに感染した場合には、産科を受診し、脱水症状を起こさないように水分補給をしっかりとしてください。

産科を受診する場合にはあらかじめ電話でノロウイルスに感染しているかもしれない旨を伝え、マスクをするなどして他の妊婦さんにうつさないように配慮した方が良いと思います。

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