夏場は刺す虫が多くいますが、ブヨ(ブユ)もまた厄介な虫の一つです。
キャンプなどに行った際にはブヨに刺されないように、しっかり対策をしておきましょう。
ブヨ対策にはハッカ油が効果的ですので、ハッカ水の作り方を紹介します。
ブヨ対策にはハッカ油が効果的!
ブヨは春から夏にかけての暖かい季節に最も活発に活動しますので、夏場は注意が必要です。
水辺に生息しているので、きれいな川の近くにある山やキャンプ場に行くときは気を付けましょう。
活動時間は夏場は朝と夕方で、蚊のように血を吸うのではなく、皮膚を噛み切って血を吸います。
噛まれると出血し、患部は腫れて激しい痒みがでます。
痒みと腫れは1~2週間くらい続き、長いと1か月以上続くこともあるので、刺されないように予防するのが一番です。
ただ、ブヨには蚊取り線香や蚊用の虫除けスプレーは効果がありません。
ブヨ専用の虫除けスプレーか、ハッカ油が効果的です。
ハッカ油は薬局などでも売っていますので、それを薄めてハッカ水を作り、スプレーしておくとブヨ対策になります。
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こちらはハッカ油(20ml)です。ハッカ水を作るのに必要な分量は2ml程度なので、このくらいの量が入っていれば十分だと思います。
ブヨ対策に効果的なハッカ水の作り方
【ハッカ水の材料】
・ハッカ油 2ml
・消毒用エタノール10ml
・水90ml
・スプレー容器(100mlのもの)
【ハッカ水の作り方】
①スプレー容器にハッカ油2mlを入れる
②消毒用エタノール10mlを入れて良くかき混ぜる
③水90mlを入れて良くかき混ぜる
※消毒用エタノールを入れるのは、ハッカ油と水だけだと混ざらないからです。
これをスプレーしておけばブヨ対策になります。
直接肌にスプレーする場合には、汗で流れてしまうので小まめにスプレーしなおすようにしましょう。肌の弱い方は肌荒れしてしまう恐れがありますので、先に目立たない場所でパッチテストをしておくことをお勧めします。
ハッカ水をスプレーしてするだけで安心せずに、ブヨがいそうな場所に行くときには必ず長袖長ズボンを着用し、手袋などもして肌を露出しないようにすることが大切です。
また、ハッカ水があるから絶対刺されないというわけではありませんので、山やキャンプに行くときには抗ヒスタミン剤の入った虫刺されの薬も用意しておきましょう。
【もし刺されてしまったら】
もしブヨに刺されてしまったら、すぐに傷口から毒を吸い出します。
毒抜き専用のポイズンリムーバーという器具があれば一番良いのですが、ない時には手でしぼりましょう。毒を口で吸いだすのは歯茎などから体内に毒が入り込んでしまう恐れがあって危険ですのでやめてください。
毒を吸い出したら消毒をして、虫刺されの薬を塗っておきます。冷やすとかゆみや腫れが楽になりますので、冷やすのも良いですよ。
掻いてしまうと腫れが引かなくなったり悪化してしまうことがありますので、掻かないように気を付けましょう。
応急処置をしてもかゆみや腫れが引かない場合は、なるべく早く皮膚科に行くことをお勧めします。
まとめ
ブヨに刺されるとすごく痒いし腫れますから、せっかくの楽しい山やキャンプの思い出が台無しになってしまうこともあります。しっかり対策をして楽しんできてくださいね。
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