出産前に家族や友人などからいただいた安産のお守りって、産後どうすればよいのでしょうか?
直接行けない遠方の神社やお寺からいただいた安産のお守りの処分の仕方についてまとめました。
安産のお守りの処分の仕方
出産前、家族や友人から安産祈願のお守りをいただくことがありますよね。
私も妊娠中に友人たちが安産祈願のお守りを送ってくれて、その気持ちがとてもありがたく、出産まで大切に持ち歩いていました。
ただ、産後になって、そのお守りをどう処分したら良いのかで迷ったんです。
戌の日に安産祈願した際にいただいたお守りは、産後お宮参りに行った際に同じ神社にお返ししましたが、友人たちからいただいたお守りはすべて遠方にある神社やお寺のものだったので、直接返しに行くこともできなくて。
同じように、遠方の神社やお寺の安産のお守りをどう処分したら良いのか、迷っている方は多いかと思います。
では、安産のお守りはどう処分したら良いのでしょうか?
基本は、そのお守りをいただいた神社やお寺にお返しするのが一番です。
産後すぐではなくても良いので、もしお子さんが大きくなってから旅行などで行けるのであれば、その時にお返しすれば良いでしょう。
子供と一緒にお返しに行くっていうのも素敵ですよね。
でも、それができない場合には、他の神社やお寺にお返しすることもできます。
【神社にお返しする場合】
・初詣
初詣の際に、神社に設置される「古札納付所」に納める方法です。他の神社でいただいたものでも大抵の場合は大丈夫ですが、小規模な神社だと受け付けてもらえない場合もあります。他の神社のお守りを収める場合には、神社の方に訊いてから納めると良いでしょう。
・どんど焼き
どんど焼きは小正月の1月15日前後に行われる火祭りです。お正月のお飾りやしめ縄、門松、正月餅などを焼きますが、お札やお守りも焼いてお炊き上げをします。神社でもらった安産祈願のお守りはこのどんど焼きに持っていって一緒に焼いてもらうことができます。
・直接神社にお願いする
初詣やどんど焼きを逃してしまったら、直接神社に処分をお願いすることもできます(中には他の神社のお守りは受け入れていないところもありますので、事前に確認してから行きましょう)。
・大規模神社の古札納付所
大規模な神社だと初詣以外にも「古札納付所」が常設されているところもありますので、そういった神社だったら初詣以外でもお守りを納めることができます。
【お寺にお返しする場合】
・初詣
お寺の場合も、初詣の時期には古いお守りやお札を読経してからまとめて焼却処分することが多いので、その時に納めると一緒に焼いてもらえます。
・直接お寺にお願いする
初詣以外にも多くのお寺ではお願いすれば古いお守りを引き取ってもらえます。ただ、宗派が違うお寺のお守りは引き取ってもらえない場合がありますので、お寺に確認してから行くようにしてください。
・お炊き上げ法要
お寺によっては定期的に「お焚き上げ法要」を営んでいるところがあります。この「お焚き上げ法要」の時にもお守りを納めることができます。
【神社のお守りとお寺のお守りは分けること】
神社のお守りをお寺に、お寺のお守りを神社にお返しすることはできません。
必ず神社でいただいたお守りは神社に、お寺でいただいたお守りはお寺に納めましょう。
お守りの裏に神社やお寺の名前が書いてありますので、必ずそちらで確認するようにしてください。
「~神社」「~宮」「~天神」などと記されているものは神社のもの、「~寺」「~院」「~山」などと記されているものはお寺のものですので、間違えないように気を付けましょう。
一番簡単なのは初詣のときに納めることですが、子供が生まれてすぐは初詣に行くのも難しいかもしれません。
そんな時は、無理して行かなくても大丈夫ですよ。
お守りは綺麗に大切に取って置き、翌年以降でも行けるようになったときに納めましょう。
私も子供が生まれてから2年くらいは初詣も行けなかったので(人ごみに連れて行くと風邪をもらいそうだったから…)、子供がもう少し大きくなってから行きました。
お返しする際には無事に生まれましたという感謝の気持ちを添えてお守りを納めましょう。
まとめ
安産のお守りの処分方法についてまとめました。参考になれば幸いです。
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