小さな子供は好奇心や面白半分でおもちゃなどを鼻に入れてしまうことがあります。うちの子もよくやっていて、ひやひやさせられました。
こちらでは、子供が鼻に異物を入れてしまったときの対処法や、鼻に入れると危険な物などについてご紹介します。
子供が鼻に異物を入れてしまったときの対処法
小さな子供って、何故かいろんなものを鼻の中に入れてしまいます。
ビーズやおもちゃの小さな部品、紙くず、石、豆などのお菓子など、どうしてそんなものを鼻に入れようと思ったの? というものばかり。
うちの子も、3歳くらいのときに、夜の寝る前に鼻に石を入れて取れなくなってしまい、焦ったことがありました。
何故か、そういう困ったことをするのってもう病院が閉まっている夕方以降にすることが多いんですよね。
もし子供が鼻に異物を入れてしまったのに気づいたら、まずは焦らず落ち着いてください。
そして、鼻に何が詰まっているのか見てみましょう。
手では触らずに、まずは見るだけです。
鼻に詰まっている物が見えているとピンセットなどで取りだしたくなるかもしれませんが、下手にピンセットなどで取ろうとすると逆に奥に押しこんでしまうことがあります。
奥に入ってしまうと余計に取り出しにくくなりますし、鼻の粘膜を傷つけてしまう恐れもあります。
無理に自宅で取ろうとせず、耳鼻科を受診してください。
鼻に入った物が取れそうな場所にあって、もし家庭で取れるか試してみるのであれば、異物の入っていない方の鼻を塞ぎ、鼻をかむ要領でフンっと強く息を吐かせてみましょう。
鼻に詰まっている物が小さい時は、これで取れることがあります。
ただ、この方法を2~3回やっても取れない場合は耳鼻科に行ってください。あんまり何度もやると、鼓膜を傷めてしまう恐れがあります。
まだ鼻をかめない赤ちゃんや小さなお子さんはこの方法はできませんので、無理に取ろうとせずに耳鼻科に行きましょう。
夜間や休日で耳鼻科がやっていない場合は、救急病院に相談してください。
鼻はのどとつながっていますので、異物が鼻からのどに落ちて気管に入ってしまうこともあります。
鼻に物を詰めたくらいで…と思われるかもしれませんが、速やかに病院に行きましょう。
鼻に入れると危険な物
鼻に入れた物によってはすぐに病院に行かないと危険な場合もありますので、注意が必要です。
・ボタン電池
ボタン電池は鼻の粘膜を溶かしてしまう可能性があるので危険です。
・小豆などの豆類
食べものなのでそんなに危なくないのではと思うかもしれませんが、時間が経つと鼻の中でふやけて膨張します。また、ふやけると崩れやすくなり、取りだすのが難しくなります。
こんな症状があったら鼻に異物が入っているかも
・片方だけから鼻水が出ている
・鼻の片方だけでしか呼吸ができなくなっている
・嫌な臭いのする鼻水が出る
・鼻血が止まらない
大人がみていない間に子供が鼻に異物を入れてしまっていることもあります。
自分で入れたことを忘れてしまったり、怒られるのが怖くて黙っていることもありますので、おかしいなと思ったら耳鼻科に行くようにしてください。
鼻に異物を詰めたまま放置しておくと、異物が腐敗したり劣化したり、細菌感染を引き起こしたりすることがありますので、お子さんの様子を見ていて気になる時には耳鼻科に連れて行きましょう。
まとめ
うちの子が鼻に石を入れてしまったときは、大泣きしたせいで大量の鼻水が出て、鼻水と一緒に石がぽろりと滑り出てくれました。
夜だったので救急病院に行こうと準備をしていた間の事だったので、すごくホッとしたのを覚えています。
日ごろから子供が鼻に入れてしまいそうな物は子供の手が届くところにおかないようにするのはもちろんですが、もし入れてしまったときにどこの病院なら診てくれるか、救急病院の場所なども含めて調べておくのも大切だと思います。
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