いつの間にかできて増えて行くニキビのような赤いプツプツ「水いぼ」。
水いぼは赤ちゃんにもうつるのかや、水いぼができる原因と治療、予防法についてご紹介します。
水いぼは赤ちゃんにもうつる?
赤いプツプツがいくつもできるできる水いぼ。
水いぼは夏場に流行することが多く、全体の80%以上が10歳未満の子供と、子供に多く見られます。
水いぼは正式名称を「伝染性軟属腫」といい、「伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルス)」に感染することでできるウイルス性のいぼです。
水いぼの表面はツルツルと光沢があり、中心が少しくぼんでいるのが特徴です。さわると硬くて、強く押すと白い小さな粒が出てきます。その粒の中にウイルスが入っています。
大きさは小さいものは直径1~2mmで、大きなものは直径4~5mmとなり、脇の下やわき腹、首、ひじ、ひざなどにできやすく、ほとんどの場合は痛みも痒みもありません。
ただ、感染経路が「接触感染」で、ウイルスが皮膚に触れることで人から人にうつりますので、それが厄介です。
接触感染でうつりますので、赤ちゃんにもうつります。
上のお子さんなど、家族の誰かに水いぼができたら、赤ちゃんにもうつる恐れがありますので気を付けましょう。
水いぼの予防法
家族に水いぼができたらすぐに皮膚科に行って治療をしてもらい、赤ちゃんに水いぼがうつらないために、感染している人との接触は避けましょう。
特に皮膚と皮膚が接触することで感染しますので、気を付けてください。
その他に、
・お風呂は一緒に入らない
・タオルを共有しない
・衣服を共有しない
というのも予防になります。
肌が乾燥しているとバリア機能が弱まって感染しやすくなりますので、赤ちゃんのお肌をしっかり保湿してあげるのも良いと思います。
水いぼの治療法
水いぼは段々と増えて行くので、ママとしては心配ですよね。水いぼができたときの治療法もご紹介しておきます。
水いぼはワクチンなどの確実な治療法がないため、お医者さんによって方針が異なります。
時間はかかりますが(1か月~1年くらい)自然治癒でも治りますので、治療はしないで様子を見るという病院もあります。
専用のピンセットでいぼを取り除く病院もあります。
ピンセットで取る場合も、病院によってそのまま取るところもあれば麻酔入りのテープやクリームを使ってから取るところもあります。
麻酔をせずにピンセットで取ると痛いので、麻酔入りのテープやクリームを使ってくれる方が痛みがなくて赤ちゃんの負担が少ないと思います。
うちの子が幼稚園のときに水いぼになった際には、麻酔入りのテープを使ってからピンセットで取ったので、痛みはなかったようでした。
ただ、麻酔入りのテープも保険の範囲内だと使える枚数が決まっているようで全部は取ることができず、最初にできた大きいのだけピンセットで取ってもらいました。
あとは保湿剤を塗っていたら1か月くらいで治りましたよ。
赤ちゃんだともっと時間がかかるかもしれませんが、成長と共に免疫がついてくると自然に治るそうです。
自然治癒するとはいってもうつるので広がりますし、掻きむしったりしてばい菌が入ったりすると他の感染症になる恐れもありますから、水いぼができたらまずは病院に行きましょう。
まとめ
水いぼは赤ちゃんにもうつりますので、家族に水いぼができたら病院に行って治療をしてもらいましょう。なるべく赤ちゃんにうつらないように接触を避け、もしうつったらすぐに病院に行くようにしてください。
数が少ないうちの方が早く治ります。
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