病気やケガで入院した際に、職場や親戚の方などからお見舞いをいただくことがありますよね。
お見舞いのお返しをする場合は、いつ頃までにすれば良いのでしょうか?
また、お返しの金額の相場やお返しにおすすめの品物、のしはどれを使うのかについてもご紹介します。
入院見舞いのお返しの時期
病気やケガなどで入院した場合、職場や親戚、友人などから入院見舞いをいただくことがあるかと思います。
うちの主人が入院した際にも、職場の方や親戚からお見舞いをいただきました。
直接お見舞いに来てくださった方もいましたし、職場の方などは大勢来ると迷惑になるということで、代表の方が来てくださいました。
退院してからは、入院見舞いをいただいた方やお見舞いに来てくださった方たちにお返しをしました。
ここで迷うのが、お返しを贈る時期ですよね。
お返しを贈る時期は、退院から10日後くらいから遅くても1か月以内が目安です。
※あくまでも目安ですので、退院後の体調や病状によってはこれより遅くても大丈夫です。
職場関係の方へのお返しは、出社する日に渡すのが良いでしょう。
親戚などは、直接届けに行くか、郵送で贈ります。
うちの場合は、退院後も2週間は自宅で安静にしているように言われたので、外出できるようになってからお返しをしました。
職場の方には出社の日に持って行きましたし、親戚はお見舞いをいただいたのが近くの方ばかりだったので直接届けに行きました。
遠方の方へのお返しや、まだお返しを届けに行くのは体調的に難しい場合などは郵送で良いと思います。
入院見舞いのお返しの金額の相場
入院見舞いのお返しの金額は、いただいた金額の3分の1から2分の1が相場です。
品物でいただいた場合は、品物を金額に換算した場合の3分の1から2分の1くらいのものをお返ししましょう。
うちは皆さんに半額をお返ししました。
ここでちょっと悩むのが、職場などから「○○課一同」みたいにまとめてお見舞いをいただいた場合です。
職場によっては冠婚葬祭用の積み立てがあって、そこからお見舞いをくださる場合もあるでしょう。
このように職場の方からまとめていただいた場合は、個別にお返しをしなくてもみんなで食べられるお菓子などをお返しで贈れば大丈夫です。
お菓子は個別包装されていてある程度日持ちするものだと、職場においておいてお茶菓子にもできますし、みんなで分けて持ち帰ることもできるので喜ばれます。
お返しにおすすめの物は?
入院見舞いのお返しは、「病気が後に残らないように」という気持ちを込めて後に残らない品物を贈るのが一般的です。
「食べて消える」お菓子や飲み物や、「洗い流せる」洗剤などが縁起が良いと言われています。
最近では「今治りました」という意味を込めて今治タオルのギフトを選ぶ方もいるようです。
うちでお返しをした際には、お菓子を贈りました。
洗剤だと重くて持ち歩くのが大変なのと、洗剤って使う銘柄を決めている方もいらっしゃるかと思ったのが理由です。
私も洗剤は液体洗剤をいつも使っているので、粉末タイプの洗剤をいただいても使わないでそのままってことがあるんです。
人によっては洗剤もオーガニックしか使わないなんて方もいるので、お菓子の方が無難かなと思います。
お菓子は食べない人には、お茶やコーヒーのセットも良いのではと思います。
入院見舞いのお返しで使うのしは?
入院見舞いのお返しでは、のしは「紅白結び切り」を選びます。
水引きの本数は5本でも7本でも構いません。
のしの表書きですが、退院して完治したのか、退院してからもまだ通院が必要なのかによって表書きののし上部分に書く言葉が違います。
◆退院して全快した場合
表書きは「快気祝」や「全快祝」
◆退院したけれどまだ完治せず、通院や自宅療養が必要な場合
表書きは「御見舞御礼」や「快気内祝」、「退院内祝」
名前はのし下部分にフルネームで書きます。
のしはお返しを購入したお店で大抵印刷までしてくれますので、自分で書くことはほとんどないと思います。
まとめ
入院見舞いのお返しについてご紹介しました。
退院後はまだ体調もすぐには戻りませんし、何かと慌ただしい中お返しを準備するのは大変だと思います。
うちも退院後少し自宅療養が必要だったこともあり、お返しを準備できたのは退院してから2週間を過ぎてからでした。
目安は退院後30日以内なので、体調が悪い時は無理せず少し落ち着いてからでも良いのではと思います。
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