ちゃんと洗濯しているのに、できてしまう体操着の黄ばみ。
体操着が黄ばんでいると子供としても恥ずかしいだろうし、見た目もきれいじゃないからなんとか落としたいですよね。
体操着の黄ばみの原因と落とし方についてまとめましたので、参考にしてください。
体操着の黄ばみの原因
子供の白い体操着のワキ部分に黄ばみができてしまうと、洗濯してもなかなか落ちなくて困りますよね。
私も高校生の頃にワキの部分が黄ばんでいるのが恥ずかしくて、母に頼んで新しく体操着を買ってもらったことがあります。
でも、買い換えるのは不経済だから、できれば家庭の洗濯で落としたいもの。
まず、体操着に黄ばみができる原因から考えてみましょう。
体操着の黄ばみの原因となるのは、汗や皮脂汚れです。体操着に付着した皮脂の汚れが空気中の酸素と化学反応を起こし酸化すると、黄ばみの原因になるんです。
洗濯しているのにどうして? と不思議に思うかもしれませんが、洗濯では落としきれない汗や皮脂の汚れがたまっていき、黄ばみになってしまうんですね。
たとえば、洗濯をするときに洗濯機にたくさんの衣類を詰め込んで洗ってはいませんか?
一度にたくさん洗濯機に詰め込んでしまうと洗剤がよく行きわたらず、汚れ落ちが悪くなります。
洗濯機に入れて洗う衣類の量は、洗濯槽の大きさの7~8割を目安にした方が良いでしょう。あまり詰め込み過ぎると、ちゃんと洗濯機で洗っているのに黄ばみができてしまう原因の一つとなります。
また、頑固な汚れは洗濯機だけでは落ちないので、手洗いをせずに洗濯機だけに任せていると洗いきれなかった汚れがたまり、黄ばみの原因となります。
汚れをためないように、黄ばみやすいワキなどの部分は手洗いをしてから洗濯機で洗うようにすると、洗濯機だけで洗うよりも黄ばみを防げます。
すすぎもしっかりと行いましょう。
体操着の黄ばみの落とし方
できてしまった体操着の黄ばみには、酸素系粉末漂白剤でつけ置き洗いが効果的です。
漂白剤には液体のものもありますが、液体の漂白剤は弱酸性の物が多く、衣類には優しいのですが黄ばみを落とす力は少し弱くなります。
黄ばみの原因である皮脂は酸性なので、アルカリ性の酸素系粉末漂白剤の方が黄ばみを落とすのには効果があります。
【黄ばみの落とし方】
1.洗濯用の固形石鹸で黄ばみを手洗いする
漂白剤を使う前に、黄ばみの部分を洗濯用固形石鹸で手洗いします。このときに使うのは、ケイ酸塩配合の洗濯用固形石鹸です。
まず、40度~50度くらいの熱めのお湯を用意して体操着をお湯につけ、黄ばみの部分に洗濯用固形石鹸をたっぷり擦り付けて泡立てます。
アワアワになるくらい泡立ててもみ洗いすると、これだけでも軽い黄ばみならかなり落ちます。
2.酸素系粉末漂白剤に1時間程度つけおきする
40度~50度くらいのお湯1リットルに対し大さじ一杯の酸素系粉末漂白剤(目安)を入れ、1時間程度つけおきします。
酸素系粉末漂白剤は市販のものだと「ワイドハイター粉末タイプ」や「カラーブライト」などがあります。
3.普通に洗濯機で洗濯する
1時間程度つけおきした後は、普通に洗濯機で洗濯して出来上がりです。
ポイントは、40度~50度くらいのお湯を使うことです。
皮脂の汚れは低温だと落ちにくく、高温だとたんぱく質が凝固してしまって汚れが落ちないので、40度~50度くらいのお湯を使ってください。
まとめ
体操着の黄ばみは、洗濯用固形石鹸と酸素系粉末漂白剤で大分落とせますので、試してみてください。
コメント