赤ちゃんの耳は小さいから、耳掃除を自分でするのは怖いですよね。
でも、しないと耳垢が溜まってしまいそうだし、ママにとっては悩みどころです。
赤ちゃんの耳掃除はどのくらいの頻度でどこまですればよいのか、嫌がる場合はどうするのかについてまとめました。
赤ちゃんの耳掃除はどのくらいの頻度でする?
赤ちゃんの耳掃除は毎日する必要はありません。
しないと耳垢が溜まってしまうかもと心配になるかもしれませんが、耳掃除は月に2~3回程度、または週に1回くらいで十分です。
もともと耳には自浄作用があり、耳垢を自然に耳の外側へ排出するようになっています。新陳代謝は耳奥から手前に向かって行われるので、耳奥の汚れは自然と奥からでてくる仕組みなんです。
赤ちゃんに毎日耳掃除をすると刺激を与えすぎてしまいます。
耳掃除を毎日していたら外耳炎になってしまったという方もいるくらいですから、耳掃除をしすぎるのも考えものです。
かといってまったく耳掃除をしないと今度は皮脂や汚れがたまってしまいますので、耳周辺の皮脂汚れは毎日入浴後に拭きとってあげましょう。
入浴後は皮膚がふやけていてやりやすいのでお勧めです。
皮脂汚れをふき取らないでたまっていくとそれが乾燥して耳垢になりますから、耳についている皮脂汚れを毎日こまめに拭き取ってあげれば、耳垢を減らすことになります。
赤ちゃんの耳掃除はどこまでする?
赤ちゃんの耳は、大人の耳と比べて耳の入り口から奥までの距離が短いことが特徴です。
耳掃除をするときは奥までせずに、耳の外側や入口あたりまででやめておきましょう。
まずは、耳の外側を湿らせたガーゼなどで優しくふき取ります。赤ちゃんのお肌は柔らかくてデリケートなので、強くこすらずに優しく吹きましょう。
次に、綿棒で耳のくぼんだ部分と耳の穴の入口の汚れをふき取ります。綿棒は赤ちゃん専用の綿棒が売っていますのでそれを使いましょう。
赤ちゃんの耳掃除は耳の入り口に出てきたあかを拭き取る程度で十分です。
奥の方に汚れが見えると取りたくなりますが、綿像を奥まで入れてしまうと逆に汚れが奥に入ってしまいますので、入り口の汚れを取るだけにしておきましょう。
私も子供の耳を除くとついつい奥にある耳垢を取りたくなりますが、いつも我慢して外に出てくるのを待つようにしています。
待っていると入口に出てきたり、知らないうちに外に出てなくなっていたりすることもありますね。
奥の汚れが酷いなと思ったら、耳鼻科に行って掃除してもらっています。
赤ちゃんが耳掃除を嫌がる場合はどうする?
耳掃除を嫌がる赤ちゃんもいます。
泣いたり暴れたりされると余計に危ないですし、ママとしては困りますよね。
嫌がるのを無理に押さえつけて耳掃除をすると余計に耳掃除が嫌いになってしまいますから、嫌がるときには無理に力ずくで耳掃除をするのはやめましょう。
お風呂上がりにガーゼなどで優しく拭くだけでも良いので、赤ちゃんが嫌がらない程度にします。
後は、耳鼻科に相談してみると良いですよ。
うちの子は赤ちゃんの頃から耳掃除は耳鼻科でしてもらっています。
普段は綿棒で入り口の汚れをふき取る程度で、耳垢が奥の方にたまってきたら耳鼻科に連れて行きます。
風邪などで行ったときについでに耳掃除をしてもらうこともありますし、耳鼻科で耳掃除をしてもらうのは、大体年に2~3回くらいです。
耳掃除だけで耳鼻科に行くのは大げさだと感じるかもしれませんが、耳掃除だけで行ってもちゃんと診てもらえますよ。
赤ちゃんが嫌がらなくても、奥の方は自分で耳掃除をするのは危ないので、無理せず耳鼻科に行くことをお勧めします。
まとめ
もし赤ちゃんの耳から黄色い耳垂れのような液が出て来たら、耳の奥が炎症を起こしている可能性がありますのですぐに耳鼻科を受診しましょう。
頻繁に耳を痒がって触るときはアトピーや湿疹の可能性もありますので、耳鼻科に相談した方が良いですよ。
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