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ロタウイルスの予防接種はいつからできる?副作用や費用は?

病気・虫刺され

ロタウイルスは乳幼児多く発症する胃腸炎を起こすウイルスです。

感染力が強く、5歳までにほぼすべての子供がロタウイルスに感染すると言われています。

現在はロタウイルスには予防接種がありますが、いつから受けられるのか、副作用があるのか、費用はどのくらいかかるのかについてまとめました。

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ロタウイルスの予防接種はいつから受けられる?

ロタウイルスとは、乳幼児に多く発症し、激しい嘔吐や下痢を伴う胃腸炎を起こすウイルスです。

特効薬はないので、感染するとウイルスが体外に排出されるまで対症療法でしのぐようになります。

5歳までにほぼすべての子供が感染すると言われていますが、重症化すると入院する場合もあり、5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。

このロタウイルスの予防接種が始まったのは、ロタウイルスワクチンが認可されて予防接種が受けられるようになった2011年11月からです。

それ以前はロタウイルスの予防接種はありませんでした。

現在受けられるロタウイルスの予防接種はワクチンが2種類あり、ワクチンによって受けられる期間が少し違います。

ロタリックス

1回目…生後6週~20週まで
・2回目…生後10週~24週まで

ロタテック

・1回目…生後6週~24週まで
・2回目…生後10週~28週まで
・3回目…生後14週~32週まで

ここで気を付けないといけないのは、ロタウイルスの予防接種には受けられる期限があることです。

期限厳守ですので、既定の期限を過ぎてしまうと予防接種が受けられなくなります

また、ロタリックスもロタテックもどちらも生ワクチンになりますので、接種後4週間は他のワクチンが接種できなくなります。

この時期は他にも接種しなければならないワクチンが集中していますので、予定を立てて受けるようにしましょう。

ワクチンは同時接種できるものもありますので、まずは小児科で相談してみると良いですよ。

どちらのワクチンも、1回目の接種は14週6日までが推奨されていますので、受けるのであれば早めが良さそうです。

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ロタウイルスの予防接種の副作用は?

ロタウイルスの予防接種には受けるのに期限があると上気しましたが、それには副作用が関係しています。

ロタウイルスワクチンの副作用で注意しないといけないのは「腸重積」です。

・腸重積とは

腸の一部が重なりあってしまう病気で、放っておくと腸が壊死を起こしてしまいます。生後3、4カ月~1才ぐらいに起こりやすく、なぜ起こるのかその原因はまだはっきりとわかっていませんが、発症から24時間以内のケアでほとんどが治ります。

生後60日以内に初回のワクチンを接種した乳児では腸重積は起こらなかったという報告があり、生後3カ月までは腸重積は起こりにくいと考えられています。

ですから、ワクチンの接種に期限が設けられているんですね。

生後6か月以内だと副作用のリスクは減らすことができ、多く出る副作用は「咳・鼻水・発熱・下痢・嘔吐」で、副作用が出た場合でも重症化することは少ないです。

また、副作用で赤ちゃんが刺激に敏感に反応するようになり、不機嫌になることもあります。

ほとんどの場合は2、3日で治りますが、1週間程度は赤ちゃんの様子に変化がないか見ておいた方が良いでしょう。

ロタウイルスの予防接種の費用はいくらくらい?

ロタウイルスの予防接種は任意接種なので、費用は自己負担となります。

1回にかかる費用は病院によって違い、2回接種のロタリックスが12,000円~15,000円で、3回接種のロタテックが7,000円~9,000円くらいです。

どちらにしろ、合計で2万から3万くらいかかります。

ただ、市町村によっては、ロタウイルスの予防接種の接種費用を一部負担してもらえる場合があります。

ご自分がお住みの自治体でロタウイルスの予防接種の接種費用について助成があるかを確認しておいた方が良いですよ。

まとめ

ロタウイルスの予防接種は任意ですので受けるかどうかを迷う方も多いかと思います。

うちの子は当時まだロタウイルスの予防接種がなかったので受けていませんが、毎年のように胃腸炎にかかって結構大変な目に逢いました。

予防接種を受けたからと言ってロタウイルスにかからなくなるわけではありませんが、重症化を防ぐという意味では受けておいても良いのではないかと思います。

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