最近、お店や広告のチラシなどで急に見かけるようになった「孫の日」。
10月第3日曜日が「孫の日」だそうですが、「孫の日」はいつから始まったのか、また何故「孫の日」が制定されたのかについてまとめました。
孫の日はいつから始まったの?
父の日や母の日、こどもの日、敬老の日は昔からありますが、「窓の日」というのがいつからか始まりましたね。
私が子供の頃にはそんなものはありませんでしたし、耳にするようになったのは最近のように思います。
この「孫の日」というのはいつから始まったのでしょうか?
10月の第3日曜日が「孫の日」として制定されたのは、1999年(平成11年)のことでした。
祖父母と孫のコミュニケーションを深めることを目的に、日本百貨店協会が最初に提唱し、日本記念日協会の認定を受けて始まったんです。
日にちが10月の第3日曜日となったのは、敬老の日が9月の第3月曜日なので、その一カ月後にあたるからのようです。
敬老の日は国民の祝日として制定されている日であるのに対して、孫の日は単なる記念日なので、国民の祝日として制定されているわけではありません。
あくまでも、日本百貨店協会が決めた記念日というだけなんですね。
孫の日はなぜ制定されたの?
孫の日が制定された目的は「祖父母と孫のコミュニケーションを深めること」とされてはいますが、記念日として提唱したのが日本百貨店協会ですから、もう目的は明白ですよね。
祖父母から孫へのプレゼントによって消費を喚起し、売り上げの拡大を狙ったというのが理由でしょう。
最初に提唱したのは日本百貨店協会ですは、玩具業界でも様々なキャンペーンを企画していますし、写真館などいろんな分野で最近では「孫の日」を利用したキャンペーンが見受けられます。
実際、最近はおもちゃ売り場におじいちゃんおばあちゃんが孫を連れてきているのをよく見かけます。
クリスマス前ともなると、何千円もする高価なおもちゃをカートいっぱいに乗せているおじいちゃんおばあちゃんもよく見かけますし。
それだけ、経済的に余裕のある祖父母世代が孫におもちゃを買ってあげることが多いということなんでしょうね。
うちの父も、私が子供の頃は買ってくれなかった高価なおもちゃを子供にはホイホイ買ってくれますから、それだけ孫は可愛いのでしょう。
そういうおじいちゃんおばあちゃん世代をターゲットとして作られた記念日が「孫の日」なんでしょうね。
バレンタインやホワイトデーなんかと同じく、業界が売り上げを拡大するために作られた記念日だと言えます。
まとめ
孫の日だからといっておもちゃをプレゼントする必要はないと思いますが、おじいちゃんおばあちゃんが孫と触れ合う日として楽しめばいいのかもしれません。
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