仙台青葉まつりと言えば、松焚祭、仙台七夕祭りと共に仙台三大祭りの一つとされるお祭りです。
郷土芸能の「仙台すずめ踊り」や甲冑に身を包んだ勇壮な戦国武者行列、豪華絢爛な山鉾など、見どころがたくさんあります。
多くの人が集まるお祭りですから通行止めも毎年行われますので、日程の他に通行止めや混雑予想についてこちらで確認しておきましょう。
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仙台青葉まつりの日程はいつから?
仙台青葉まつりは毎年5月第3日曜日とその前日に行われます。
2019年は5月18日(土)、19日(日)の2日間にわたって開催されます。
新元号の令和になって初めての青葉まつりなので楽しみですね。
まつりの主な会場は仙台市中心部東二番丁通、定禅寺通、勾当台公園となっています。
見どころは山鉾巡行、神輿渡御、すずめ踊り、武者行列など。
初日の土曜日が宵まつりで、2日目の日曜日が本まつりです。
宵まつり(第3日曜日の前日)
宵まつりの見どころはすずめ踊りと復興祈願山鉾です。
午前10時頃から市民広場をはじめとするあちこちの会場で伝統芸能である「仙台すずめ踊り」が始まります。
【すずめ踊りとは?】
すずめ踊りの期限は古く、慶長8年(1603年)まで遡ります。仙台城を新築移転する儀式の際に、宴席で石工たちが即興で踊った踊りが始まりだと言われています。
伊達家の家紋が「竹に雀(すずめ)」だったことや、はねるように踊る姿が餌をついばむときのすずめに似ていることから「すずめ踊り」と名付けられ、踊り継がれてきました。
すずめ踊りは可愛らしいこどもたちの「子すずめ踊り」から、見ごたえ満点の大人たちの「すずめ踊り」、観光客も参加できる「すずめ飛び入り」まであります。
「すずめ飛び入り」は初心者でもその場ですずめ踊りを練習して誰でも参加できますので、記念に参加してみるのもおすすめです。
【復興祈願山鉾】
宵まつりのもうひとつの見どころが夜に行われる仙台宵山鉾(復興祈願山鉾)です。
復興祈願山鉾はその名の通り、震災からの復興を願って東日本大震災の翌年の2012年から始まりました。
18時から山鉾巡行が始まり、提灯の幻想的な光に照らされた山鉾が一番町通と定禅寺通を巡行します。
本まつり(第3日曜日)
「本まつり」では、時代絵巻の大パノラマが楽しめます。
甲冑姿の武者行列、伊達政宗公を祀る青葉神社の神輿渡御やに稚児行列、豪華絢爛な11基の山鉾巡行、すずめ踊りの大流しと続くさまはまさに圧巻です。
他にも、勾当台公園では両日とも城下町のまつりを再現した伊達縁が行われ、屋台や寄席、餅つきや射的、お化け屋敷などの遊技場などがあって大人から子供まで楽しめます。
市民広場では杜の市が行われ、仙台市や宮城県など、伊達藩のうまいものや物産を集めた出店が並びます。
見て食べて、存分に楽しんでください。
仙台青葉まつりの交通規制はどこで行われる?
青葉まつりの開催中は、交通規制が行われますので通行止めになる場所があります。
2019年の交通規制が行われる予定なのは、以下の場所です。
・定禅寺通(晩翠通⇔東二番丁) 13:30~20:30までの間車両通行止め
・国分町通(広瀬通⇔定禅寺通) 17:45~19:30までの間車両通行止め
5月19日(日)
・東二番丁通(南町通→定禅寺通) 12:00~15:30まで車両通行止め
・広瀬通(晩翠通→東二番丁通り、東五番町→東二番丁通り) 12:00~15:30まで車両通行止め
・定禅寺通(晩翠通⇔東二番丁通り) 12:00~17:00まで車両通行止め
・表小路(仙台市役所前) 11:00~17:00まで車両通行止め
・青葉通(国分町通→東二番丁通り) 12:00~14:00まで車両通行止め
・通町(青葉神社前⇔定禅寺通) 9:00~11:00まで車両通行止め
詳しくはこちらを参考にしてください。
また、通行止めの影響で路線バスの運行にも影響がありますので、路線バスを利用する予定の方はそちらも確認しておいた方が良いです。
仙台青葉まつりの混雑予想はどれくらい?
仙台青葉まつりは例年2日間で100万人近い人で賑わいます。
土日に行われ、場所も仙台市中心部ですから、かなりの人が集まって歩くのも大変なくらいになります。
今年も大混雑が予想されますので、場所取りなどは早めにしておいた方が良いでしょう。
日曜日に行われる「本まつり」では、山鉾巡行のため通行止めになり、道路の横断も出来なくなります。
他にも通行止めになる箇所が多いこともあり、周辺道路は渋滞になりますので、車ではなく公共交通機関を利用することをお勧めします。
まとめ
仙台青葉まつりは観光客も多く、イベントで道路を利用することから交通規制も長時間にわたりますので、行かれる際には車よりも電車で行くのがオススメです。見て食べて十分に楽しんできてください。
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