お酒を飲んだ後に起こる二日酔い。二日酔いは辛いですから、できるだけ予防したいですよね。
こちらでは、二日酔いを予防するのに効果的な食べ物や飲む前、飲んだ後に食べておくと良いものなどについてまとめました。
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二日酔いを予防するのに効果的な食べ物は?
吐き気や頭痛などの辛い二日酔い。
お酒を飲み過ぎなければ二日酔いにはならないとわかっていも、ついつい飲みすぎてしまったり、お酒が断れなくてなってしまうことがありますよね。
二日酔いの原因は様々ですし、同じ量のお酒を飲んでも体調などによって二日酔いになるときとならないときがありますので、これをすれば完全に二日酔いを防止できるというものは残念ながらありません。
でも、例えばビール一杯でも飲み方を変えるだけで二日酔いになりにくくなります。
アルコールは急激に体内に吸収されると二日酔いになってしまうので、アルコールをゆっくりと吸収するのが二日酔いの予防には重要なんです。
空腹時にお酒を飲むとアルコールが急激に吸収されて二日酔いになりやすくなってしまいますので、飲む前に軽く食べたり、飲んでいる間もおつまみを食べたりして空腹を避けるようにしましょう。
【二日酔いを防ぐのに効果的な食べ物】
・水
二日酔いの予防に最も効果的なのは水分です。
お酒には利尿作用がありますので、飲むと飲んだ以上の水分が尿となって体から出て行ってしまいます。
お酒を飲む時には交互に水を飲むなどして、お酒よりも多く水を飲むようにしましょう。後からまとめてではなく、お酒を飲みながらこまめに水分を補給しておいた方が良いです。
・緑茶
緑茶にはフラボノイドの一種であるカテキンが含まれており、アルコールなどの栄養吸収を阻害する効果があります。
花王のヘルシアは350mL当たり540mgの高濃度茶カテキンが含まれていますので、ヘルシア緑茶を飲んでおくのも良いと思います。
煎茶や玉露、抹茶はカテキンが微量しか含まれないため、飲んでもあまり二日酔い予防効果は望めませんので気を付けてください。
・ナッツ類やレーズンバターなどの脂肪
脂肪は胃の中でほとんど消化・吸収されず、吸収するのに長い時間がかかるため、アルコールの胃や腸での吸収速度をゆっくりにしてくれます。
・柿
柿にはタンニンやカタラーゼという酵素が含まれており、それらがアルコールのアルコールの代謝促進や二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解促進に効果があるとされています。
・はちみつ
「はちみつには希少な果糖の一種が含まれており、その果糖にアルコールの分解を促進する作用がある」とアメリカの「全米頭痛財団」が公表しています。
飲む前や飲んだ後にはちみつを食べることで、二日酔いの予防に効果的です。
・ゴマ
ゴマに含まれるセサミンは肝機能を高め、アセドアルデヒドの分解を促進してくれるので、二日酔いの予防に大きな効果があると言われています。
・トマト
トマトに含まれる糖類やアミノ酸などの成分が複合的に働き、アルコールの分解を促進してくれます。
二日酔いの予防のために飲む前に食べた方が良いのは?
お酒を飲む前には、アルコールの吸収をゆっくりにしてくれる食べものを食べておきましょう。
・緑茶
・柿
・ナッツ類などの脂肪
・はちみつ
などを食べておくと効果的です。
良く「飲む前に牛乳を飲んでおくと二日酔いをしない」という話を聞きますが、あまり効果はありませんので期待しない方が良さそうです。
二日酔いの予防のために飲んだ後に食べた方が良いのは?
飲みながらや飲んだ後にはアルコールや二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進する食べものを食べておきましょう。
・しじみやあさり
アラニンやグルタミンを多く含み、肝臓の活動を活発化し血中アルコール濃度の低下、体内アルコール滞留時間の減少に効果があります。
しじみは他にも肝臓の働きをサポートするオルニチンが含まれていますので、水分補給もできるしじみ汁が良いですね。
・イカやタコ、貝類など
イカやタコ、貝類などに多く含まれるタウリンはアルコールの分解を早めたり、アセトアルデヒドの分解や処理を助けて二日酔いを防ぐ働きがあります。
〆にお寿司などで食べるのであれば、一緒にお味噌汁などを頼んで水分補給もするとより効果的です。
・ゴマ
アセトアルデヒドの分解を促進する効果があります。ゴマだれやゴマ豆腐などで摂ると摂りやすいかもしれませんね。
・卵や豚肉
肝臓の毒素や老廃物の排除、代謝を促進し、二日酔いを予防する働きがあるLシステインを多く含む食べものです。
LシステインはハイチオールCで摂って二日酔いを予防しているという方も多いようですね。食べもので摂るのが難しい場合にはそういった物で摂るのも良いのではないでしょうか。
まとめ
二日酔いを予防する食べものについて紹介しました。全部を摂るのは難しいでしょうから、自分にあった物を食べて二日酔いを防ぎましょう。
何より、飲み過ぎないのが一番ですので、お酒を飲む際には空腹時を避けて、水分をしっかり補給しながら楽しく飲みましょう。
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