七五三のお祝では千歳飴がつきものですが、千歳飴は一度に食べきるには長すぎて食べ方に困る方も多いことでしょう。
千歳飴の食べ方や、食べやすいサイズにする際の切り方、千歳飴の料理へのアレンジ方法についてご紹介します。
千歳飴の食べ方
七五三のお参りに行くと必ずもらう千歳飴。
子供の頃はあの長さが嬉しくて「飴がたくさん食べられる!」と無邪気に喜んだこともありましたが、さすがにあの長さを一度に食べきるのは大人でも難しいですよね。
私も子供の頃から何度か挑戦しましたが、一度として食べきったことはありません。
子供の長寿を祈って細く長い形なのはわかるのですが、食べるのには長すぎてちょっと食べにくいんですよね。
千歳飴をもらったものの、どうしたら良いのかお困りの方もいるのではと思います。
千歳飴は縁起物を折ったり切ったりせずにそのまま食べるのが良いという声もあるようですが、縁起物はそれ自体が縁起が良いものなので、折って食べても問題はないそうです。
ですから、無理に一本そのまま食べるよりも、食べやすい大きさに折ったり切ったりして食べると良いのではと思います。
「縁起をわかちあう」という意味を込めて、小さくした千歳飴を家族や周囲の人と一緒に食べるのも良いですね。
一度に食べきれないときは、タッパーなどにいれて冷蔵庫に入れておけば、食べたいときに少しずつ食べられます。
ただし、しまい忘れて賞味期限が過ぎてしまわないように気を付けましょう。
千歳飴の上手な切り方
千歳飴は結構固いので、包丁で切ろうとしても固くてうまく切れないことがあります。
包丁で切れない場合、キッチンばさみだと案外簡単に切れることがありますので、キッチンばさみを試してみてください。
それでも固くて切れない場合は、切るよりも割りましょう。
【千歳飴の割り方】
①千歳飴を袋に入れる
②包丁の背の部分で叩いて割る
均等に割るのは難しいですが、これで食べやすい大きさにすることができます。
千歳飴のアレンジ方法
千歳飴をそのままでは食べきれない場合は、アレンジして料理に使ってしまいましょう。
いつまでも残しておくよりも、料理に使ってしまった方が家族で美味しく食べられますよ。
【煮物に入れる砂糖の代わりにする】
色のついていない千歳飴なら、砂糖の代わりに煮物に入れてしまいましょう。砂糖で作ったときよりもコクが出て美味しく仕上がります。
【ホットミルク】
お鍋に牛乳と千歳飴を入れて弱火で噴きこぼれないように気を付けながら温め、千歳飴が溶けるまでよくかき混ぜたら出来上がりです。
色のついていない千歳飴でもできますが、色の付いている千歳飴だと可愛いピンク色になりますので、イチゴミルクみたいになりますよ。
ほんのり甘いホットミルクは、寒い季節のおやつにもぴったりですね。
【大学いも】
七五三の時期はちょうど幼稚園などで芋ほりがある時期でもありますよね。芋ほりで掘ってきたさつまいもと千歳飴を使って大学いもを作るのはいかがでしょうか?
どちらも一気に使えておやつになるので、なかなか便利です。
こちらのレシピなら、さつまいもを揚げずに大学いもが作れます。
【生キャラメル】
千歳飴をアレンジして生キャラメルを作ることもできます。生クリームの量を調節すればキャラメルクリームにもできますので、パンに塗ったりして食べることもできますよ。
生キャラメルの作り方はこちらのレシピが参考になります。
他にも、クッキーやパンなど、砂糖代わりにいろいろな料理に使えます。
千歳飴も最近はイチゴ味やチョコ味などがありますので、アレンジして料理に使う場合には気を付けてください。
まとめ
余ってしまうことが多い千歳飴の食べ方やアレンジ料理についてご紹介しました。
千歳飴は歯にくっつきやすいので、お子さんに食べさせた後は歯磨きをしっかりするようにしてくださいね。
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