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お盆にほおずきを飾るのはなぜ?飾り方は?いつまで飾る?

年間行事

お盆にはほおずきを仏壇やお墓に飾りますよね。

でも、どうしてほおずきなのか不思議に思いませんか?

こちらでは、お盆にほおずきを飾る理由や飾り方、いつまで飾るのかについてご紹介します。

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お盆にほおずきを飾るのはなぜ?

お盆のお供えの中には、ほおずきがありますよね。

ほおずきは盆花ですので、仏壇だけでなく、お墓にほおずきを飾っているお宅も結構あります。

どうしてお盆にほおずきを飾るのでしょうか?

お盆にほおずきを飾る理由

ほおずきは漢字では「鬼灯」と書きます。

赤く色づいたほおずきの形は、赤く火の灯った提灯に似ていますよね。

お盆に帰ってくるご先祖様は、迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくることから、目印とするために盆提灯を飾る風習があります。

赤い袋の中に赤い実がなるほおずきもまた、帰ってくるご先祖様の目印となるように、提灯に見たてて精霊棚に飾られるようになったと言われています。

提灯として目印となる他に、ほおずきは中が空洞になっていますので、ご先祖様の魂がほおずきに宿って休まれるとも言われています。

また、農作物の収穫が少なかった時代にはお供え物が不足したため、鮮やかな色合いのほおずきをお供えすることでお供え物の不足を補ったという説もあります。

ただ、地域によっては、お盆にほおずきを飾らないというところもあるようです。

私の場合は、主人の実家ではほおずきを飾りますが、私の実家ではほおずきはあまり飾っていません。

義父は毎年必ずほおずきを用意するけれど、私の母はほおずきを飾るのはたまにです(多分、花屋さんで目についたときだけかと思います。)

住んでいる地域は同じでも、家によっても違いがあるのかもしれません。

お盆のほおずきの飾り方

ほおずきはどうやって飾れば良いのでしょうか?

ほおずきは提灯に見立てて飾りますので、提灯のように仏壇や盆棚につるして飾ります。

仏壇に飾る場合は、紐で繋げたほおずきを仏壇の上部に飾ります。

盆棚の場合は、まずは四隅に支柱を立てます。そして、支柱をぐるりと囲むように縄を張り、その縄にほおずきを吊り下げます。

支柱に縄を一周させるのは、結界を張るという意味があるんだそうですよ。

でも、最近では盆棚に支柱を立てて縄を張るところまでしている家は少ないようです。

私も、実家でも親戚の家などでも、盆棚を作っているところまでは見ますが、支柱を立てているところは見たことがありません。

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支柱を立てたり仏壇に吊るしたりしなくても、お供えと並べて飾ったり、お花と一緒に飾っても良いですよ。

主人の実家では、お菓子や果物と一緒に並べてお供えしてあるのを良く見ます。私の実家では、母が他の花と一緒に生けて飾っていました。

飾りやすい方法で飾ってあげればよいのかなと思います。

お盆のほおずきはいつまで飾る?

お盆に飾ったほおずきは、16日の送り火が終わり、盆棚を片づけるときに一緒に片づけます。

昔はお盆の飾りは川に流していたそうですが、今はちょっと難しいので、お寺でお炊き上げをしてもらうか、ゴミに出すようになります。

ゴミに出す場合は、白い紙に包んで捨てると良いですよ。

ほおずきは長持ちしますから、お盆が終わったからといってすぐに捨ててしまうのは勿体ないので、うちではほおずきだけ一輪挿しにして仏壇以外の場所に飾ったりしていました。

色が鮮やかなので、一輪でも十分綺麗なんですよね。

ほおずきはドライフラワーにするのも簡単ですので、ドライフラワーにして飾ることもできます。

葉っぱを取ってから1週間くらい陰干しして自然乾燥するだけで、ドライフラワーにが出来上がります。

ドライフラワーだとさらに長持ちしますから、次の年のお盆まで飾っておいて、お盆が終わったらまた新しいほおずきをドライフラワーにして交換するのも良いですね。

水に付けて皮を腐らせて作る「網ほおずき」も、お部屋の飾りになります。

網ほおずきの作り方はこちらの動画を解説してくれていますので、参考にしてください。

ドライフラワーよりも手間がかかりますが、上手にできれば可愛い飾りになります。

ほおずきは開くと中に真っ赤な丸い実があってとても可愛いので、子供の頃は良く飾り終わったほおずきをもらっては、開いて遊んでいました。

「実をよく揉んで上手に中身だけ出すと音を鳴らして遊べる」と母に教えてもらいましたが、いつも潰れてしまってうまくできたことはありませんでした。

成功はしなかったけれどこうして思い出に残っているので、お子さんと一緒に遊んでみるのも良いのではと思います。

まとめ

お盆にほおずきを飾ることにはちゃんと意味があったんですね。

飾り終わった後のほおずきは、そのまま捨ててしまうのも勿体ないので、ドライフラワーや網ほおずきにしたり、実で遊んだりしてみてはいかがでしょうか。

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