妊娠中は多くの妊婦さんが足のむくみに悩まされます。
妊娠中に足のむくみが起こる原因と解消法についてまとめました。
妊娠中の足のむくみの原因
妊娠中、特に中期以降になってお腹が大きくなってくると、足のむくみに悩まされる方も多いかと思います。
私も妊娠中は足がむくんでパンパンになってしまい、靴がきつくてスニーカーしか履けなくなったり、むくみすぎて痛いことすらありました。
お腹が大きくなってくると思うように動くこともできないし、かなり辛かったのを覚えています。
妊娠中は体内の血液と水分のバランスが崩れやすいので、むくみやすくなっています。
妊娠中に足のむくみが起こる原因としては、
・塩分の取りすぎ
・運動不足
・妊娠に伴う体重の増加
・冷え
・ストレスや疲労
などがあげられます。
また、妊娠中は体型が変化しますので、気が付かないうちに衣服が体を締め付けてしまい、それがむくみの原因になることもあります。
私の場合は塩分はなるべく控えるようにしていましたが、動くとお腹がすぐに張ってしまってあまり外を歩くこともできなかったので、運動不足と冷えが大きな原因だったように思います。
出産が近づくにつれて大きくなったお腹に圧迫されてむくみが酷くなっていき、足が重くて辛かったですね。
次に、足のむくみの解消法についていくつか紹介しますので、参考にしてください。
妊娠中の足のむくみの解消法
・ウォーキングをする
血流の改善には歩くのは効果的です。歩くことでふくらはぎのポンプ機能がしっかりと働くと、足のむくみを解消してくれます。
歩くときには体に負担のかからない距離を歩きましょう。無理は禁物ですので、体調と相談しながらしてくださいね。
私みたいに5分も歩くとお腹が張ってしまうなんて場合には、他の方法でむくみを解消することをお勧めします。
・足を温める
普段から靴下を履いて足を冷やさないように気を付けましょう。
深めの洗面器などにお湯を張って足を浸ける「足浴」をすると下半身の血行促進になるので良いですよ。
寝る前にすると足が温まってリラックスできるので、眠りやすくなります。
熱いお湯だと足を長く浸けていられないので、37度くらいの少しぬるめの気持ちよいと感じる温度のお湯がお勧めです。
・足を高くする
足がむくんで辛いなというときに簡単にできるのが、クッションなどに足を乗せて足を高くすることです。
横になって休憩するときなどに足を少し高くするようにすると、それでも少しむくみが楽になります。
・マッサージをする
マッサージをして足の血流を改善するとむくみの解消につながります。
ただ、お腹が大きくなってくると自分でやるのは難しいので、パートナーにお願いしてやってもらうと良いですね。
・むくみ解消ソックスを履く
メディキュットなどの市販のむくみ解消ソックスも履くだけで良いので便利です。
マッサージだと自分でするのは難しいですが、靴下を履くだけなら簡単にできますし、冷えの予防にもなるのでお勧めです。
妊娠中は体型が変わりますので、サイズを選ぶときには体を締め付けすぎないサイズを選ぶようにしてください。
・しっかり休息を取る
疲労もむくみに繋がりますので、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。
・カリウムの多い果物などを摂る
塩分を控えるのはもちろんなのですが、余分なナトリウムを体外に排出してくれる働きのあるカリウムを多く含む食材を摂るのもむくみに効果的です。
果物ならりんごやバナナ、野菜だとキュウリやナスなどにカリウムは多く含まれます。
まとめ
妊娠中の足のむくみはほとんどの妊婦さんが経験するものです。出産後は自然に解消されますので、あまり気にしすぎず、できる範囲でむくみ解消につとめましょう。
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