節分には恵方巻を食べる方が最近では増えてきましたね。
でも、どうやって食べるのか正しいのか、わからなくて迷うことがありませんか?
恵方巻の正しい食べ方や、切るのはダメなのか、醤油をつけるのはどうなのかなどについてまとめました。
恵方巻の食べ方はどうすればよいの?
恵方巻っていっても、普段売っている太巻きとどう違うの? そんな風に思ったことはありませんか?
恵方巻とは、節分にその年の恵方(その年の干支によって定められる、最も良いとされる方角)をむいて食べると縁起が良いとされる太巻きのことです。
巻きずしを食べるのは、「福を巻き込む」ことから来ているのだそうで、具材も七福神にちなんだ7種類が望ましいとされています。
では、恵方巻の正しい食べ方はどういうものなのでしょうか。
【恵方巻の食べ方】
・恵方巻は1人1本用意する
・その年の恵方を向く
・願い事をしながら黙って最後まで食べる
家族そろって同じ方角を向いて黙々と太巻きを食べる姿は想像するとちょっと笑えそうですが、しゃべると運が逃げてしまうので、頑張って黙って食べましょう。
恵方巻の食べ方で切るのはダメ?
恵方巻も最近は年々中身が豪華なものがお店に並ぶようになり、こんなの一本丸ごと食べるのなんて無理! と思うようなのもありますよね。
できれば切って食べたくなりますが、恵方巻を切らずに食べるのは「縁を切らないように」という理由があるんです。
切ってしまうと「縁を切る」ことになりますから、切らない方が良さそうです。
一本丸ごとが多い場合には、ハーフサイズなどの食べやすい長さの物を選ぶと良いでしょう。
お子さんには太巻きだと大きすぎるので、細巻きを買ってきたり、自宅で作るのであれば細めに作ってあげると良いですよ。
のどに詰まらせたりしては大変ですから、中身も7種類にはこだわらず、食べやすい大きさのものを楽しく食べましょう。
恵方巻の食べ方で醤油は付けても良い?
太巻きは具材に味がついているので醤油をつけなくても食べられることが多いですが、醤油をつけて食べたいという方もいますよね。
恵方巻を食べる際に、最初に醤油をつけるのはOKです。
ただ、そのあとにもう一度醤油をつけるのはダメだそうです。
恵方巻を願い事をしながら黙って最後まで食べるのは「巻き込んだ福を逃がさないため」なので、途中で醤油をつけてしまうとせっかく巻き込んだ福が逃げていってしまうと考えられるからです。
恵方巻を食べるときは、途中で醤油をつけるのは我慢しましょう。
醤油がないと食べにくい方は、長さを短くしたり、具材の味が濃いものを選ぶと良いと思いますよ。
まとめ
恵方巻の食べ方についてまとめました。恵方巻の食べ方の基本は一本丸ごと切らずに黙って食べることですが、小さなお子さんがいたりしてそれが難しい場合には、無理に黙って全部食べなくても良いと思います。
それぞれのご家庭に合わせた楽しい節分にしましょう!
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