猫のいるご家庭で節分の豆まきをした場合、猫は豆を食べてしまうのでしょうか?
食べてしまった場合に体に害はあるのか、猫のいる家での豆まきの仕方についてまとめました。
豆まきの豆は猫も食べる?
節分といえば豆まきをするご家庭も多いことでしょう。
でも、猫を飼っている場合、豆まきした豆を片づける前に猫が食べてしまうのが心配ですよね。
猫を飼っている方の話だと、
・サッカーみたいに豆で遊んでいた
・口に入れたけれど固くて噛めず、最後には出した
・豆を食べてしまった
・まったく興味を示さない
という感じに、猫によって、豆まきの豆を食べてしまう子もいれば、遊ぶだけで食べない子もいるようです。
食べるかどうかは猫によって違うのでやってみないとわかりませんが、豆まきの豆は猫が食べても体に害はないのでしょうか?
豆まきの豆は猫の体に害はない?
大豆自体は良質なたんぱく質が含まれており、猫にとっても栄養のある食べものです。
ただ、豆まきの豆は炒ってある大豆ですので、猫が食べると大変消化が悪く、便秘や下痢になる可能性があります。
また、大豆は消化をする際に吸収されにくいオリゴ糖が多く含まれていますので、腸内ガスが発生しやすくなり、そのガスが原因で鼓腸症(こちょうしょう)になることがあります。
鼓腸症とは腸内にガスが溜まってお腹が張ってしまうもので、猫よりも犬に多くみられ、最悪の場合命を落とすことがあります。
消化しにくい食べものが原因で引き起こされるので、大豆以外に芋やゴボウも原因になる食べものです。
また、炒った大豆は固くてかみ砕けないのでそのまま丸呑みしてしまい、のどに詰まって窒息する恐れもあります。
豆まきの豆は猫が食べないように気を付けてあげた方が良いでしょう。
もしも猫に豆を食べさせたい場合には、指でつぶせるくらい柔らかく茹でた豆をエサに混ぜてあげると良いです。
まとめ
猫のいる家で豆まきをする際には、猫が食べてしまわないように猫のいない部屋でやってすぐ片づけたり、袋に小分けになった豆を使うといった工夫をした方が良さそうです。
大切な猫がお腹を壊したりしないように気を付けてあげてくださいね。
コメント