赤ちゃんにも大人と同じように枕を使った方が良いのか、迷いますよね。
赤ちゃんにも枕は必要なのか、枕を使わないと頭の形が悪くなってしまうのかについてまとめました。
赤ちゃんに枕は必要?
大人と比べると寝ている時間がとても長い赤ちゃん。
あんなに長い時間寝ているのだから、枕があった方が良いのではと悩むママは多いようです。
私も子供が赤ちゃんの頃に枕はあった方が良いのかで迷いました。
大人の場合は枕があった方が寝ていて首が楽だから、赤ちゃんもないと寝ていて苦しいのではと思ったんですよね。
それに、平らなところに寝かせていると頭が絶壁になってしまうのではと心配でしたし。
迷った末に助産師さんに訊いてみたところ、赤ちゃんに枕は必要ないそうです。
赤ちゃん用の枕で良く見かけるドーナツ型の枕については、あれを使うと頭を動かせなくなるので首の力が付きにくくなるし、寝返りができるようになると窒息する恐れがあるため、あまりお勧めしないと言われました。
ドーナツ枕を使った方が頭の形が良くなると思っていたので、そういわれた時にはちょっと驚きましたが、確かに枕で頭が固定されてしまうような形になってしまうので、首の力が付きにくいと言われればそうかもと思い、使うのはやめました。
もし赤ちゃんに枕を使わせたいのなら、ドーナツ枕ではなく、タオルを折って首の下に敷いてあげると良いそうです。
フェイスタオルを三つ折りまたは四つ折りにしてあげると良いですよ。
ただし、あんまりふわふわしたタオルだと赤ちゃんが寝返りをした際に窒息してしまう恐れがありますので、あまりふわふわしていないタオルを使いましょう。
また、成長して寝返りを頻繁にするようになると枕をしてあげてもすぐに動いてしまうため、枕は必要なくなります。
赤ちゃんに枕を使わないと頭の形が悪くなる?
枕を使わないで赤ちゃんを寝かせていた場合、心配なのは頭の形が悪くならないかということです。
向き癖があったりすると、いつも同じ方向ばかり向いていてるため、頭の形が悪くなってしまうのではと心配になりますよね。
6か月くらいまで、赤ちゃんの頭はまだ軟らかいので、あまり同じ方向ばかり向いていると頭の形が変形してしまうこともあります。
そんなときはやはりドーナツ枕を使った方が良いのでしょうか?
その点についても訊いてみたところ、ドーナツ枕だと新生児のうちは大人しく寝ていてくれても、少し大きくなって動きが活発になってくると枕から頭が外れてしまい、窒息する恐れがあるからやはり使わない方が良いそうです。
ドーナツ枕を使うよりも、向き癖の反対側から声をかけたり音の出るおもちゃを鳴らしたりして赤ちゃんが反対側を向くように促したり、ママが添い寝をするときに向き癖の反対側に寝るようにすると良いと言われました。
生後2か月くらいになったら、起きているときに腹ばいにしてあげるのも良いみたいです。
腹ばいにする時には柔らかい布団の上だと赤ちゃんが窒息してしまう可能性があるので床やマットなどの上で行い、大人が必ず近くで見まもって、数分程度で終わらせるようにしてあげましょう。
タオルを丸めて胸の下に入れてあげると赤ちゃんがやりやすくなります。
嫌がって泣くような時には無理にする必要はありません。
また、成長と共に頭蓋骨も形成されて安定してくるし、寝返りが上手になってゴロゴロと動き回るようになると頭の形も整ってくるので、そんなに心配しなくても良いとも言われました。
うちの子はそう言われたのでドーナツ枕は使わず、薄めのタオルを折って敷くくらいにしていましたが、気が付いたら向き癖もなくなっていたし、頭の形もとくにいびつにはなっていません。
まとめ
ドーナツ枕は絶対にダメというわけではないのでしょうが、窒息などのデメリットもありますので、無理に枕は使わなくても良いと思います。
向き癖があるお子さんの場合は声かけなどで向き癖を少なくするようにしてあげましょう。
参考になれば幸いです。
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