七五三は子供の成長を祝う行事ですが、お祝いをいただいた場合はお返しはどうすればよいのでしょうか?
いつまでにお返しはするべきなのか、のしはどうするのか、七五三のお返しで人気の商品は何なのかについてまとめました。
七五三のお返しはいつまでにすれば良い?
七五三は子供の一大イベント。祖父母や親戚からお祝いをいただくこともあるでしょう。
でも、お祝いをいただくとお返しが気になりますよね。
基本的に七五三のお祝いへのお返しは不要とされています。
ただ、地域や家によって習慣や考え方は違いますし、お祝いのお返しをするご家庭も多いようです。
ご両親や祖父母へのお返しとしては、品物を贈るよりも七五三のお祝いとして食事の席を設けて招待をする方も多いようです。
食事会をした場合には招待することがお返しとなりますので、品物を別に用意しなくても良いでしょう。
あとは、七五三の写真を差し上げれば十分だと思います。
遠方で会うことが難しかったり、食事の席に呼ばないような親戚の方にお祝いをいただいた場合には、お返しには品物を贈ることになります。
七五三のお祝いにお返しをする場合には、いただいた額の3分の1から半額程度の物を、七五三のお参りを済ませた後に贈ります。
日にちが空いてしまうと失礼にあたってしまいますので、可能であれば当日に、遅くとも1~2週間の間にお返しを贈りましょう。
どんなに遅くても11月中にはお返しをしておきたいですね。
お祝いをいただいた方が近くに住む方であれば、お子さんと一緒にお礼の品物を持って挨拶に行って渡すと良いと思います。
七五三のお返しののしはどうする?
七五三のお返しののしは、紅白蝶結びののし紙を使います。表書は「内祝」が一般的です。
のし紙の下段に書く名前は親ではなく、七五三のお祝いをいただいたお子さんの名前を書きましょう。名字を入れずに名前だけを書くのが一般的です。
郵送で贈る場合には差出人は親の名前を書いて送ります。
七五三のお返しで人気の物は?
七五三のお返しの予算ですが、相場はいただいたお祝いの3分の1から半額程度です。
相手によっていただいた金額が違うでしょうから、いただいた金額に合わせてそれぞれお返しをすると良いでしょう。
あまり過度なお返しだと相手に気を使わせてしまいますので、相手に負担にならないちょっとした物で大丈夫です。
昔からの七五三のお礼として贈られていた物としては千歳飴とお赤飯がありますが、最近人気なのはお菓子や日用品です。
お菓子だったらクッキーやバウムクーヘン、ゼリーなど、日用品だったらタオルや石鹸、洗剤などの消耗品を贈る方が多いようです。
贈る相手の好みや家族構成などによって、贈る品物を決めると良いでしょう。
好みがわからずに迷ったら、タオルのようにどこの家でも必ず使う物を贈っておくと無難です。
また、カタログギフトはもらった相手が好きな物を選べるので一見良さそうなのですが、自分で選んで注文する手間がかかるため、相手によっては面倒に感じることがあります。
実際、私の義父などはカタログギフトは選ぶのが面倒だと言ってそのままにしてしまうので、いつも代わりに申し込んでいます。
もらった相手が困らない物を選んで贈ってくださいね。
まとめ
七五三のお祝いをもらったら、お返しを贈る場合も贈らない場合も、まずはすぐに電話などでお礼を言いましょう。お子さんから直接お礼を伝えるようにすると相手も喜びますよ。
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